Webカラー216色（Webセーフカラー）

Webカラー216色（Webセーフカラー）

Webセーフカラーとは、ＲＧＢ各色を６段階の組み合わせで表現できる２１６色（6x6x6=216）。 「Webセーフカラー」という名前が規格として規定されているわけではないらしいが、一定の認知度はあると思われる。 ちなみに機種依存が少ないとされているが、逆に言えば細かい色の指定ができないので、結果的に機種依存しにくいとも言える。

さて個人的見解ですが・・・、２１６色しか表現できないので、現在ではWebデザインにおいて積極的に使用することは少ないと思いますね。 数学的には均等に色が散らばっていることになりますが、人間の目から見るとよく似た暗い色が多そうに見えます。 なお世の中には「暗い色が好き」という嗜好もあると思うので、暗い色を否定しているわけではないです。 そもそも今のソフトウェアを、２１６色程度の色しか表現できないハードウェアで動かすことはほぼ無いと思います。

１９８０年台ころの黎明期のPCでは、RGBを各２段階で表現し８色（2x2x2=8）しか使用できませんでした。 Webブラウザが登場したのは、１９９０年ぐらい？なので、このころのPCは512色表示可能なPCも多かったと思います。
Webセーフカラーという概念が出たのはこれよりずっと後だと思いますが、過去互換性を考慮したのではないでしょうか？。

あと、どうでもいいコトですが・・・。
気になる点その１。 「RGB各色を６段階の組み合わせで」がちょっと微妙な気がします。その訳ですが、６段階を表現するには、３Bit必要になります。 しかし３Bitあれば８段階表現できるので、ＲＧＢ各８レベルの５１２色（8x8x8=512）を定義した方が現実的な気もします。
気になる点その２。 ネットで「MacintoshとWindowsで異なる40色を除いた・・・」の記載があるページもありましたが、この４０色が何か私にはわかりませんでした。 ＲＧＢ各６レベルの（６ｘ６ｘ６）の２１６種類の組み合わせしか表現できないので、ちょっとこの４０色が気になります。

Webセーフカラー（Webセーフカラー）・カラーマップ