Webカラー基本色

Webカラー基本色・RGB基本８色

Webカラー基本色とは、HTMLやスタイルシート(css)で、色の名前で、断りが無い限りHTML 4.01仕様で定義された色をさす。 またWebカラー基本色ではないが、参考としてRGB基本８色も合わせて記載する。

Webカラー基本色

Webカラー基本色とは、HTML 4.01仕様で定義された色になります。これは 当時のＰＣのハードウェアを考慮して決められた色と思われるので、色の選択肢が多くありません。

この色の多くは、RGBの値が３レベル（00,80,ff）の組み合わせで構成されています。 しかしすべての組み合わせを網羅すると２７色になるはずですが、実際には１６色しか定義されていません。 この「１６色」という意味は、おそらく当時主流だったハードウェアの「4096中16色」を考慮したのでしょう。

少し気になる点として、「green」のRGB値は「008000」となっています。 RGBのG(green)という点を考慮すると、この値はffが自然と思われるのですが、（明度のためか？）ffではなく80となっています。 ではRGBが「00ff00」が何色かと言うと、「lime」という名称がつけられています。

あと、RGBの値という点で言えば「silver」はかなり異端児になりますね。詳細はカラーマップ部分を参照してください。

RGB基本８色

RGB基本８色は、RGBそれぞれ組み合わせで作られる８色になります。 これはRGBそれぞれをON/Offすることにより２³（８通り）の組み合わせで色を作成した場合の構成になります。 なおこの８色は規格によって定義されているわけではないですが、一般的に光の三原色から組み合わせでできる色（７色＋黒）になります。

基本色のついでと言ってはナンですが・・・。RGBの基本色の一覧と（あまり意味は無いが・・・）カラーマップの一覧も作成しました。

注意が必要な点として、ここでの「green」のRGB値と、上記「Webカラー基本色」の「green」のRGB値が異なります。